2024.07.16

ピクテグローバルインカムは買ってはいけないのか？今後の見通しは？

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どうも。

あなたと一緒にセミリタイア生活を目指す！

だいです。

読者の方から、
長期投資で投資信託を始めようと思っていますが、

「ピクテグローバルインカム」ってどうなんですか？

と問い合わせをいただきました。

なので、
今回はピクテグローバルインカムについて
考察していきます。

「ピクテグローバルインカム」

って知ってますか？

私はおすすめはしていません。

その理由は下記の通りです。

信託報酬が高い。
毎月分配型ファンドである。
リターンが良くない。
新NISAでは買えない。

おすすめしない理由も含めて解説していきます。

その前にまずは自己紹介させてください。

自己紹介

プロフィール

Contents

【期間限定】わずか3年でFIREする方法を伝授！
「ピクテグローバルインカム」ファンドの概要
「ピクテグローバルインカム」を買ってはいけない理由
「ピクテグローバルインカム」の口コミ
「ピクテグローバルインカム」は新NISAでは買えない？
「ピクテグローバルインカム」についてまとめ
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「ピクテグローバルインカム」ファンドの概要

2020年12月に純資産総額が
日本一となっていた投資信託です。

2007年ピーク時に2兆8,000億円まで
膨れ上がった純資産総額は、
現在8,888億円程度まで減少しています。

概要は以下の通りです。

ファンド設定日	2005年2月28日
償還日	無期限
決算日	毎月10日
分類	外国株式型アクティブ
楽天証券分類	先進国株式
販売手数料（購入時手数料）	最大3.85％（松井証券、SBI証券、楽天証券などでは無料）
信託報酬（運用管理費用）	1.81％
信託財産留保額	なし
設定来高値	13,321円（2007.06.04）
設定来安値	2,165円（2020.03.24）

公益株とは・・・？

日常生活に不可欠な公共サービスを
提供する企業が発行する株式のことです。

具体的には、
電力・ガス・水道等などがあげられます。

なお、
公益株は「公共株」ともいわれます。

「ピクテグローバルインカム」を買ってはいけない理由

その１「ピクテグローバルインカム」は信託報酬（手数料）が高い

楽天証券などは
買い付け手数料は無料となっていますが、

管理費用が1.81％と高いです。

同じ分類で大人気の
「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」
の管理費用は0.09889%です。

ピクテグローバルインカムの管理手数料は
先進国株式インデックスの18倍の手数料を取られます。

販売している証券会社も
このように手数料が高い商品を
成約させた方が儲かります。

信託報酬が高いと損なのか？

信託報酬が高いと
実際の運用結果に影響が出ます。

資金100万円で、
年間利回り7%の商品を運用する場合
信託報酬0.5％と1.0%の比較

	信託報酬年率0.5%		信託報酬年率1.0%
保有年数	信託報酬額累計（税込）	純資産残高	信託報酬額累計（税込）	純資産残高
1年	5,500円	1,064,500円	11,000円	1,059,000円
5年	31,284円	1,366,874円	61,884円	1,331,925円
10年	74,045円	1,868,343円	144,310円	1,774,024円
15年	132,494円	2,553,789円	254,094円	2,362,868円
20年	212,386円	3,490,706円	400,318円	3,147,163円

信託報酬が倍違えば、
20年間で20万円の違いがでてきます。

年間利回りが10%であれば
もっと差が出てきます。

投資信託には
インデックスファンドと
アクティブファンドがあります。

株価指数と連動した動きを目指す
インデックスファンドのほうが
手数料が低い傾向があります。

また、
アクティブファンドのほうが成績が良ければ
手数料分を吸収してくれますが、

長期投資であれば
インデックスファンドの方が運用成績はいいです。

その２「ピクテグローバルインカム」はタコ足配当

ピクテグローバルインカムは
毎月分配型の投資信託です。

毎月お金が戻ってくるので、
聞こえはいいのですが、
全く良くないです。

このファンドの目録見書を見ると、
分配金の元本払戻について
下のように書かれています。

実質的には
元本の一部払い戻しに相当する場合があります。

タコ足配当　（タコあしはいとう）

タコ足配当とは、
企業が原資となる十分な利益がないにもかかわらず、
過分な配当金を出すことをいいます。

見た目には配当金が高いため
魅力的に感じられますが、

実際は資産を売却したり、
積み立て金を取り崩したりして
配当金に回しているだけで、

業績や財務状況に
難点がある可能性があります。

タコが自分の足を食べるのに
似ていることから、
このように表現されます。

引用：SMBC日興証券